通勤ラッシュが大嫌い

『なつぞら』でアニメ制作に興味が出たら『SHIROBAKO』を見てください(無料)

世の中には二通りの人間がいる。

広瀬すずが好きな人と、彼女と結婚したい人だ。

 

こんにちは、やまとーるです。

NHK朝の連続ドラマ『なつぞら』が大人気ですね。

「女性アニメーター」として活躍する主人公を描いている本作品。

オープニングも全編アニメという朝の時間帯では珍しい演出が斬新で、

「ようやく俺たちの受信料がまともに使われたな」と感じてる人も多いんだとか(大嘘

 

この『なつぞら』を機にアニメ制作に興味を持った人におすすめしたいアニメ作品があります。

それが『SHIROBAKO』という作品です。

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目次

『SHIROBAKO』はアニメ制作のアニメ

『SHIROBAKO』（シロバコ）は、P.A.WORKS制作、水島努監督による、日本のオリジナルテレビアニメ作品。2011年制作の『花咲くいろは』に続く「働く女の子シリーズ」第2弾。2014年10月から2015年3月まで全24話が放送された。

引用：wikipedia SHIROBAKO

SHIROBAKO作品紹介


SHIROBAKOアートワークス

高校のアニメーション同好会出身の5人が、卒業後アニメ業界で働く姿、または目指す様子を描いている作品。

彼女たちは制作進行・アニメーター(原画マン)・声優見習い・3DCGクリエイター・脚本志望と活躍する場面が違っていて、それぞれに焦点を当てることで、アニメ業界の多種多様な側面を見ることができる。

本編は宮森 あおい(制作進行)がメインとなって話が進んでいくため、アニメ制作開始からテレビ放送までの流れや、関係するスタッフの役割などが分かりやすく、同時にアニメ業界が抱える問題や困難さ、スタッフの絆や培ってきた歩みなどを感じることの出来る感動作である。

ちなみに作品紹介ビジュアルはかわいい女の子達で飾っているけど、萌えアニメでは全く無く、むしろおっさんばかり出てきますw

『SHIOROBAKO』がおすすめな理由

自分は2つあると感じています。

①アニメがどうやって作られているのか学ぶことが出来る


SHIROBAKO イントロダクション 

普段何気無く見ているアニメ制作の裏側がよく分かります。

たまに目にする「何をやる人なのかよく分からない肩書」も、この『SHIROBAKO』を見ることでだいぶ理解が深まりました。

 

以下に少し例をあげると

監督…作品全ての指揮を取る人。物語の方向性から原作の継ぎ足しまで何でもやる。制作の起点。

 

演出…ほぼ監督、もしくは助監督。作品の制作に特化している。

 

作画監督(作監)…アニメーターによって描かれた原画のクオリティチェックをする人。複数いる場合が多い。

 

アニメーター…絵コンテなどを元にコマ間を埋める(間の絵を描く)人。技術による差が激しい(だから作監を立ててクオリティを均一にする)

 

そして、それらをスケジュール管理しているのが制作進行(宮森あおい)という立場ですね。

また、アニメ制作には想像以上に多くの人間が関わっていたことにも驚きました。

「低予算だとスタッフを満足に確保出来ないからクオリティが下がる」という理屈も今では理解できます。

 

なお、公式サイトにもアニメ制作についての解説ページがあります。

分かりやすいのでぜひ一読してみてください。

アニメーション制作の流れ(SHIROBAKO公式サイト)

②続けることの意味、続けてきたことの価値が分かる


そして、これこそが『SHIROBAKO』の真髄です。

アニメが文化として誇れるようになったのは、もちろん魅力ある物語やキャラのおかげもあるけれど、

過酷と言われるアニメ“制作”を継続してきたことが何より大きいんだと思います。

スタッフ全員が「おもしろいものを作りたい」という熱意をもって取り組んでいるからこそ、アニメ文化は定着し、進化していけるんですね。

 

作中のある場面で、安原 絵麻(アニメーター)がこう言うシーンがあります。

 

「アニメってやっぱり動きだと思った」

 

アニメだから絵が動くことは当然なんだけど、このセリフの裏には別の意味もあると感じています。

それは、

絵が動くことで、人は感動するということ。

魂を込めて動かすことで、人の心を動かすということ。

3DCG全盛期の今でも基本は変わらないということですね。

『SHIROBAKO』を無料で見る方法

Amazonプライム・ビデオ(30日間無料)

    shirobako01

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約1ヶ月の無料期間があるAmazonプライム、dアニメストアのどちらかがおすすめです。

おもしろくて次々見てしまうと思うので、寝不足には注意です。

日本アニメとスタッフの底力をぜひ感じてください。

 

以上、『SHIROBAKO』の紹介でした。

劇場版も製作中ということなので、万策尽きる前に完パケして欲しいですね。

(dアニメビデオPRを含む)