こんにちは、やまとーるです。
ディスカバリーチャンネルの『デジタルサバイバル』という番組がおもしろい。
近年のサバイバル番組というものは
・雨や寒さに耐えながら火起こしに苦戦する
・水の確保に頭を悩ませる
・得体の知れない物を口にして吐くw
など、ある種”お決まり”のものが多かったが、この『デジタルサバイバル』はそういったものとは一線を画し、デジタル機器を駆使して困難をクリアしていくというもの。
「いやいやそんなんサバイバルじゃないでしょ」
と思うかもしれないけど(自分も同意見だったw)、水や食料を持ち込むわけでは無く、現地でグーグル検索が使えるわけでもありません。そのあたりは他のサバイバル番組と同条件です。
そして一番の見どころは、その場その場で必要な装置を自作していくということ。
例えば蚊を焼き切る装置や進路をナビゲートしてくれるヘッドマウントなど、あらかじめ持ち込んだ簡易キットを使って工作し、困難を乗り切っていきます。(必要な部品はノートPCなどを分解して調達する)
「電子機器を駆使しサバイバル術を劇的に進化させます」
とは番組の冒頭説明文ですが、駆使する方向性がなんか違うw
そんな『デジタルサバイバル』の紹介をしたいと思います。
野生×電子のデジタルサバイバル
Youtubeで期間限定公開されている作品はこれらです。
電子サバイバルEP.1 密林の呪い
エピソード1では人を食らう凶暴な野生のイノシシ、真の驚異である蚊が多く生息するジャングルからの脱出を試みます。
加えて雷の音が聞こえたら5秒で到達するという急激な鉄砲水にも注意する必要があるため、睡眠時も気を抜くことが許されないという難易度の高さ。
そして「そんなの作るの?」という工作品がたくさん出てくるので見どころ満載だと思います。(作る必要あるの?というのもあるw)
・浮き針コンパス
・電気蚊取り器
・パイナップルファイアスターター
・簡易水力発電機
・鉄砲水警報装置
電子サバイバルEP.2 無人島生活
エピソード2では孤島からの脱出。
台風などの自然災害が多く資源の乏しい場所なので、水や食料の確保に手を焼いています。
というかこのEP2で彼が菜食主義者ということが発覚し、全くサバイバル向きでは無い事が分かるw
菜食主義者なのにノニという果物を口に入れては吐いてたのが印象的でした(不味いらしい)
・気圧計
→後に警報装置も追加
・太陽海水蒸留器
→後に2.0に改良、オート海水チャージャーも追加
・回転式信号ライト
・24時間レスキューシグナル
・水中モノクル(片眼鏡)
・オート焚き火燃料チャージャー
電子サバイバルEP.3 無限の湿地帯
エピソード3では汚泥が広がる沼地でのサバイバル挑戦。
足場の悪い湿地帯をワニや毒ヘビなどの危険生物に注意しつつ移動しなければならないという過酷さで、全身泥まみれのチャレンジになっています。
ってか菜食主義者なのに途中でザリガニを食ってます。いいのか…
・飲料水蒸留装置(失敗)
→後に2.0に改良
・ラジオノイズ電波受信機(失敗)
→後に2.0に改良
・電子水準器
・虫取り機(食料用)
・衣類乾燥機
・設定目的地ナビゲーター
・沼地シューズ
デジタルサバイバーの紹介
«Digital Naturalism», hacking et vie sauvage selon Andy Quitmeyer https://t.co/IlLnhu6q0a via @makeryfr
— Contemporaliis (@Contemporaliis2) July 3, 2019
デジタルサバイバーとして活躍するのはアンドリュー(アンディ)クイットマイヤーさん。
Digital Naturalism「デジタル自然主義」という専門分野で活躍する教授だそうです。
って教授だったんかーい(笑)
確かに彼の生み出す装置の数々は科学と知識を駆使した素晴らしいものばかりなので納得です。
このデジタルサバイバル以外にも似たような活動を行っているので興味があれば読んでみてください(リンク先は英語)
«Digital Naturalism», hacking et vie sauvage selon Andy Quitmeyer
デジタルサバイバルの続きを見るなら『dplay』(無料)
『デジタルサバイバル』の続きはディスカバリーチャンネル本家の『dplay』に登録すれば見ることができます。
登録に必要なのはメアドくらいで無料で視聴出来るので、続きが気になる方はどうぞ。
ディスカバリーチャンネルというとCATVの有料放送とかのイメージがあるんですが、この『dplay』で見ると無料なんですよね。
なんでかはよく分かりませんw
スマホ用のアプリもあるし『デジタルサバイバル』以外にも面白い番組を見る事が出来るのでおすすめです。
以上、デジタルサバイバルの紹介でした。