【シマノ】コンパクトロッド『フリーゲームXT』を現行品ユーザーがスペック比較した感想

こんにちは、やまとーるです。

シマノから発売されているコンパクトロッド『フリーゲーム』に新しくマルチピースタイプ『XT』が追加されています。


現行の振り出しモデルを愛用している自分がこの『XT』についてスペック等の比較をしてみました。

シーン別の利用法なども考えてみましたので、どちらを買おうか気になっている方の参考にしてもらえると嬉しいです。

⇛シマノフリーゲームの価格はこちらで確認

シマノフリーゲームXTと現行品の比較

XT

無印

品番

S86ML

S86ML-4

全長(m)

2.59

2.59

継数(本)

5

4(振り出し)

仕舞寸法(cm)

56.4

74.1

自重(g)

115

140

キャストウェイト(g)

6〜28

5〜35

適合エギ(号)

2〜3.5

2〜3.5

適合ライン(PE)

0.4〜1.2

0.4〜1.2

定価価格(円)

24,500

11,600

主な部分を比較してみると、『XT』の方は自重仕舞寸法に優れています。さすがマルチピースロッド。

代わりにキャストウェイトが少しだけ軽い。(Mの場合は自重が125g、キャストウェイトが8〜35gなのでここは好みですね)

ただし定価価格が倍以上違うため、お財布に優しいのは現行の振り出しモデルの方となります。

フリーゲームXTの特徴

フリーゲームXT比較

フリーゲームXTはパック&トラベルロッドにおける様々な弱点を克服した、ショアスタイルの本格マルチピースロッド。ブランクスにはシマノが誇るハイパワーXを搭載。継数の多さにより重くダレがちになるブランクスに張りをもたせ、シャープな振り感を実現しました。また、フリーゲームXTでは、あえて並継を採用。これにより強靭なバットパワーを獲得。振出に比べガイド設定の自由度も高く、より優れたパフォーマンスを生み出すことにつながっています。もちろん、パック&トラベルロッドならではの携行性と使いやすさもとことん追求。仕舞寸法は国内航空機の機内持ち込み可能サイズである60cm未満に設定、大きめのスーツケースであれば十分に収納可能です。さらに、ティップ部のピースは他のピースよりやや短く設定。二分割、三分割にして携行する際に生じる、ティップ部の破損を防ぎます。ソルトのショアゲームを前提に、パワーを生かしたショアジギングにまで対応する6アイテムをラインナップしました。

引用:シマノHP

モバイルタイプといえどクオリティの高さは十分で、現行の『フリーゲーム』よりもスペックは完全に上ですね(価格差を考えれば当然かw)

スペックだけで見ると、シマノのシーバスロッド『ディアルーナ』と同じくらいに感じます。

(全然関係無いけどこの『ディアルーナ』は人気過ぎる。釣りをしてて見ない日は無いんですがw)

 

そしてやはり一番特徴的なのは「仕舞寸法を国内飛行機の機内持ち込みに対応したこと」だと思います。

ロッドを機内持ち込みが出来ないと「手荷物超過料金」を取られることになるんですが、これが痛い!

国内線、国際線で約5,000〜20,000円ほど必要な場合があります。

フリーゲームXT比較

引用:ANA 超過手荷物料金

この「手荷物超過料金」の事を考えたら『フリーゲームXT』を買って手荷物バッグの中に忍び込ませた方が安上がりになる事が多いハズ。

旅行と釣りを両立されたい方には嬉しいロッドですね。

フリーゲームXT比較

標準で専用ケースも付いてるし!

その他のコンパクトロッド

このあたりが有名ですがお高い。。。

ワールドシャウラやTenryuまでのスペックは必要無いという人にとっては『フリーゲームXT』は待ち望んでいたロッドかもしれません。

フリーゲーム現行品とXTのどちらが良いか

スペックだけ見たら当然XTの方ですが、仕舞寸法にこだわらなければ現行品でも全然問題無いと思います。

自分が使っているからこそ分かる良し悪しについては過去の記事に書いていますので、よかったらそちらも読んでみてください。

 

 

シーン別に考えてみると、

日常も使う可能性が高い⇛現行品

旅行先でも快適に釣りを楽しみたい⇛XT

こんな感じでしょうか。

 

ちなみに毎年海外旅行に行く自分の友人はすでに購入を決めていました

おそらく在庫はそんなにないと思うので、旅行シーズン前の売り切れには注意してください。

まとめ フリーゲームXTはこんな人におすすめ

  • 飛行機でよくロッドを運ぶ人
  • マルチピースロッドに抵抗が無い人
  • 旅行先でも釣りを諦められない人w

 

以上、現行『フリーゲーム』ユーザーの感想でした。

く、悔しくなんてないんだからね?